《独占インタビュー》Apeace 8周年記念ライブ検証!「自分の夢を叶えたい、あきらめていない、という気持ちでやってる」
今年、日本デビュー8周年を迎えたApeaceは名古屋と東京で8周年記念ライブを開催した。
6月7日、ヤマノホールで行われた東京のライブについて、ジヌとシヒョクがライブ検証インタビューを行いました。
◆8周年ライブのテーマを教えてください。
シヒョク:テーマは「感謝」です。8周年を迎えることができたのは本当にたくさんの愛でいつも見守ってくれている僕たちのファン「Angelpeace」のおかげだと思っています。これまでの感謝の気持ちそして僕たちのこれまでの成長の証を全部込められるようなライブにしようと思って作りました。毎回、ワンマンライブごとに披露しているovertureをメドレー形式で連続ですべて披露するダンスパフォーマンスは大きな見せ場でした。
◆Apeaceはオリジナル曲がたくさんありますが、その中から今回はどういう曲をセレクトしましたか?
ジヌ:セットリストの中にもここで何を見せたいか細かくテーマを決めて、ライブの流れを考えて曲の順番を選びました。
◆それではセットリストの構成について教えてください。
シヒョク:東京の?名古屋と少しだけ違うんだよね。
ジヌ:最初はメドレーだよね。「Bad Girl」「S.O.S」・・・
シヒョク:最初は僕達Apeaceのカッコいい姿を見せて、それから映像では幼稚園児の恰好をして僕たちの魅力の一つでもある「ギャップ」を見せました(笑)。もともとは、デビューのころに戻ってみようという設定だったんですけど。。 。
◆かなり戻りましたね!(笑)
シヒョク:デビューした8年前に戻って、、、あれ?なんで幼稚園の恰好?(笑)あ!思い出した!僕たちが子供たちのヒーローになる!という夢を表現しようと思ったら、僕たち自身があの格好になりました!
◆Apeaceが子供たちの憧れるヒーローになりたい、という気持ちを表現したんですね!
シヒョク:そうです!それでそのままステージでも幼稚園児の格好で登場しました!だからカワイイ曲もいっぱい歌いました。
◆ライブ前半にはJ.Dくんのピアノアレンジメドレーもありましたね。
ジヌ:J.Dのピアノアレンジメドレーの後にさっきの映像があって、その後に幼稚園児の衣装で「Sweet Sweet」「ぎゅっとしたい」「X.O.X.O」とか、さっきシヒョクが言っていたカワイイ曲をやったんだよね?
シヒョク:僕たちの説明ちゃんと出来てるかな???すみませんが、ヨンウクを連れてきてください!ヨンウクならもっとわかりやすくちゃんと説明できるから!(笑)
◆ライブ後半は?
シヒョク:後半はダンスで僕たちの情熱をみせました。今回はメンバーのママたちも結構来て後ろから観ていたんですけど、最後の方は僕達ずっと休まずに踊り続けました。エピソードが1つあるんですけど、リハーサル見てさすがにスタッフさんがやばいと思ったみたいで、ダンスで息が苦しくなったときに酸素をシュー!って吸えるように、今回初めてステージ横に酸素ボンベ用意してあって、僕はめちゃ使いました!
ジヌ:俺も!(笑)
シヒョク:みんなやりました!だけど、僕本当はただシューってやってみたかっだけで、、、カッコつけてやってみました(笑)。
ジヌ:実は俺も(笑)。気になるからやりました。でも別に、あんまり変わらなかったと思う。
◆先ほど話に出ましたが、ヨンウクくんがバク宙(後方宙返り)するとき、ジヌくんがサポートしていましたよね。
ジヌ:そうですそうです!
◆どのくらい練習したんですか?
ジヌ:いつもトレーニングしてくれるダンスの先生が前から言ってたんだけど、ステージで何曲かやった後にやるから、体力的に危ないんじゃないかなと思って、準備はしていたんだけどリハーサルで出来なかったらやめましょうって話してました。本番何日か前のリハーサルで、アクロバティックの先生が来て教えてくれたら、その日のうちにすぐ出来るようになりました。
◆やはり専門家に教わると違うんですね!
シヒョク:そう!
ジヌ:10日間くらい練習しても出来なかったのに、先生に教えてもらったら本当に10分くらいでできた。支えるときの構え方とか力の入れ方とかすごく先生が丁寧にお手本見せながらやってくれたから自分たちでもめっちゃ驚くくらい簡単にできるようになって。
◆ジヌくんは支える側だけど、どんな感覚なんですか?
ジヌ:瞬間的にバッ!と上げる感じ。けどオレそんなにやることはなくて。
◆でも責任は重いポジションじゃないですか!
ジヌ:責任はめちゃ重いけど、回る人が大変。
◆成功したとき、嬉しかったですか?
ジヌ:鳥肌が立ちました。
◆シヒョクくんが考えた振り付けを披露していますが、どうでしたか?
シヒョク:思ったよりまわりから反応がなくて、、、
ジヌ:結構良かったよ!!!
シヒョク:メンバーの中では評判が良かったんです。でも、メンバーが振り付けを間違ってる姿を見て、本気で悲しかったです、、、時間が足りなかったんです。振り付けを作るのはすぐに出来るんですけど、9人でやるので導線とかすごく大変です。本番の2日前に全部出来てたんですけど、メンバーも少し心配な気持ちでステージにあがったんです。みんな、いっぱい間違えて・・・。
◆100パーセントの出来ではなかったんですね、、、。
シヒョク:本番では70パーセントの出来でした。お兄さんたちが覚えきれなかったので(笑)、あの振り付けのままで100パーセント目指します。振り付けを変えると、お兄さんたちから文句が多いんです(笑)。
ジヌ:俺はあんまり言わないよ。
◆ライブの中で流れた映像で、メンバーがそれぞれ走って、バトンをリレーしていく映像がありました。どんな撮影でしたか?
ジヌ:昼から撮影を始めて、次の日の朝まで。めちゃ長かった。どこを走っているのかはわからない。
シヒョク:本気で全力で走ってます。だからカメラマンさんも一緒に全力で横を走っていて、カメラマンさんがめちゃ大変だったと思います。今回、こんな感じでやってみる?って映像を考えたのがヨンウクお兄さん。元々は学校のグラウンドでリレーするイメージだったんだけど、駅伝みたいになりました。
◆バトンにはなにか意味はありますか?
シヒョク:意味はないです(笑)
ジヌ:いやいや、最後に意味がわかります。バトンを渡して、最後にワンチョルが転んじゃうんですけど、そのときメンバーみんなが、早く来いって感じで待ってる。絆です。
◆そのストーリーもヨンウクくんが考えたんですか?
シヒョク:そう、ヨンウク。
◆おー!
シヒョク:良かったでしょ!今回の映像は、みなさんの反応がすごく良かったんです。
◆それでは、8周年ライブを振り返って、良かったなぁ!と思うところと、もう少しこうすれば良かったかも、という点は?
シヒョク:ジヌのラップ。
ジヌ:なんで!?
シヒョク:ジヌお兄さんがラップをちょっと間違えて、
ジヌ:間違えてないんだけど、
シヒョク:間違ったんじゃないですか?
ジヌ:なにを間違えました?
シヒョク:ラップ。リズムも。あ!名古屋の本番のとき!やばかったです。
◆ジヌくんにも、そういうときがあるんですね。
ジヌ:はい。J.Dのピアノメドレーのとき、シヒョクとふたりでやりとりするところで、歌詞の順番がめちゃくちゃになって、ちょっとリズムがずれただけです。
◆8年。この時間の長さは、どのような感じですか?
シヒョク:年とったなぁ。年をとっていくと、お兄さんたちが「寂しい」と言ってた言葉の意味がわかるようになってきました。僕、最近すごく寂しいです。僕自身は後から加入したので8年まだ経ってってないですけどなんか8年間っていうのが、怖いです。8年経っているのに、まだまだ足りない自分たちの姿を見て、怖いです。もっと出来るのに!なんで出来ないんだろう、って。だから寂しいです。
◆なにが足りていないですか?
シヒョク:しゃべり!
◆しゃべり!?(笑)
シヒョク:おしゃべりが上手くないりたいです。それが出来ないんですよね。
◆ジヌくんは?
ジヌ:8年。いろいろなことがあったけど、まず8年間続けただけでも意味はあると思うんですけど、それだけではなく、Apeaceは8年分ちゃんとやってるねって思ってもらいたいです。これからは、昔のことはもちろん大事なんですけど、昔はこうだったねって今までのことを言うんじゃなくて、これから先のことに集中していきたいです。
◆まわりを見ても、8年間続いているグループって、なかなかないと思うんです。グループを続けていくって大変だと思います。その中で、いろいろな壁を越えながら、Apeaceが8年続いてこれたのは、どういったポイントがあると思いますか?
シヒョク:お~なんでだろ。Apeace以外の自分が考えられない。自分にはApeaceしかないから。たぶんみんなもそう思ってるんじゃないかな。
◆Apeaceじゃない自分が想像できない?
シヒョク:はい。東京で寮で目覚めるのが当たり前になったんじゃないですか。たまに韓国に戻って、韓国の家で寝て、目を開けると、すごく悲しくなります。寂しすぎて死にそうになります。それを考えただけでも悲しくなります。
◆忙しいのは幸せですね。
シヒョク:ほんとそうです。
◆あれ?ジヌくんがにやにやしてますけど?(笑)
ジヌ:だって、逆にたまに韓国に帰っても、やることがないって感じみたいだから?
シヒョク:違うよ!そうじゃないよ。これ(Apeace)を今までずっと頑張ってきたから!
◆Apeaceだけを頑張ってやってきた!と。
シヒョク:そうです。
◆では、ジヌくんは?
ジヌ:自分の叶えたい夢を、まだあきらめてないってことで表現したいです。あきらめていない人間たちが勇気を持って、自分の夢を叶えたいって気持ちでやってるんじゃないかなって思います。だからこそ8年間できたんじゃないかな。
(photo&text:Kiyori matsumoto)
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