《インタビュー》 現役大学生の、韓国留学リアル体験談②「留学を通して韓国語を学びに来ている他の国の方とも話せるようになりました」
韓国語を学びたい人・留学したい人必見!韓国留学を体験した目白大学 韓国語学科で学ぶ現役大学生、佐藤桃子さんと長橋優希さんへのインタビュー後編をお届けします。
(左:長橋さん、右:佐藤さん)
◆留学中、ドラマのロケ地に行きましたか?
長橋:行きました。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のロケ地のキンパの店に友達が連れて行ってくれて、写真を撮りました。水原市の新豊洞という場所にその店はあって、「ここが撮影地だよ」「えー!そうなんだぁ!」って(笑)。
佐藤:私はウ・ヨンウのキンパの店とは知らなくて、水原に行った時に、「あれ?ここってウ・ヨンウキンパの店!?」って偶然見つけました(笑)。それと、私が通っていたソウル女子大学の図書館が、ドラマのロケ地によく使われています。最近見たドラマでは「海街チャチャチャ」(2021)で使われていました。一番使われていたのが「知ってるワイフ」(2018)。寮の真横の広場が使われていたので、ロケ地に住んでるみたいでした。そのドラマがすごく好きだったので、本当にあるんだ~!と嬉しくなりました。
(佐藤さん提供)
長橋:ドラマではないんですけど、慶煕大学の国際キャンパスは、BLACKPINKの「AS IF IT'S YOUR LAST」のMVで使われました。実際公演ができる場所なんです。
(長橋さん提供)
◆韓国留学中に食べた、現地のおいしかったものを教えてください。
佐藤:いっぱいあります。ほんとに一番おいしかったのは、「マクチャン」。ホルモンです。本当に美味しくて!テッチャン(大腸)とコプチャン(小腸)とマクチャン(直腸)があって、テッチャンはちょっと油っこかったです。マクチャンの照り焼き味の店に連れて行ってもらったんですけど、その店が本当に美味しくて、一生食べ続けれる!ってくらい。その話を、韓国人の先生に話したら、「マクチャン食べれるの!?すごいね!」と言われました(笑)。
長橋:私は「ポッサム」です。友達が、ソウルにある美味しお店を探して連れて行ってくれたんですけど、すごく美味しくて忘れられないです。
◆韓国はカフェがものすごく多いのですよね? 日本との違いは?
長橋:鏡が多い(笑)。たぶん韓国の人は写真を撮るのが好きなので、みんなカフェで撮影してます。おしゃれで映えるカフェが多いんです。
(長橋さん提供)
◆韓国のおススメカフェはありますか?
長橋:大学の近くに「カフェ ボムナル」(Cheongmyeongnam-ro 60beon-gil, Yeongtong-gu, Suwon-si, Gyeonggi-do)というカフェがあったんですけど、落ち着いていて、アメリカーノがすごく美味しかったです。
佐藤:大学から20分くらい歩いたところにカフェ通りがあって、どこのカフェも夜の11時くらいまで営業してて、それがいいなぁって思いました。ごはんを食べた後に、散歩しがてら、そこのカフェに歩いて行って、友達と話したりするのが、すごく良かったです。
(佐藤さん提供)
◆今韓国に留学している人、これから留学したい人がたくさんいます!そういう人へ絶対役立つアドバイスを!
佐藤:日本の薬を絶対持って行ったほうがいいです!韓国で1回、胃をやられてしまって病院に行ったんですけど、海外で病院に行ったことがなかったので、すごい不安でした。韓国は薬がすごく強いので、薬だけは日本から持って行ったほうがいいです!
長橋:すごく現実的な話ですけど、クレジットカードは絶対必要です。あとはスマホのSIM。留学前に、韓国で使えるSIMを事前に購入して持って行くと、手続きが楽です。すぐに使えるので。
◆では、ふたりから見て、目白大学の韓国語学科って、どんな感じですか?
長橋:1年生の時にクラス分けされるんですけど、1クラスが30人とかじゃなくて、10人ちょっとくらいの少人数で授業が受けられることがいいなと思います。しかも1年生の時にみっちり基礎を教えてくれるので、韓国語を独学で勉強するより、韓国人のネイティブの先生から専門的な知識を学べるのがいいところです。先生との距離が近いのも魅力です。
◆先生と距離が近いというのは、どんな時に感じますか?
長橋:わからないことはすぐに聞けるし、フレンドリーです。話しやすいので、勉強以外のことでも気軽に聞けるのがいいところです。
(韓国語学科 金河守教授と)
佐藤:私も似たようなことになりますが、高校はクラスで学んでいくと思うんですけど、大学は開けてるイメージだったので、自分のわからないことを聞けないのかなぁと思ってたら、実際の大学は少人数制のクラスに分かれているので、わからないことをすぐに聞きに行けて、先生も教えてくださります。私は入学した時は、ハングルが読めて簡単な単語がわかるくらいで、韓国語が全然わからない状態から入ったんですけど、結構成長できたなって思います。あとは、言語を勉強する方って、その言語中心になってしまうと思うんですけど、目白大学では歴史や韓国の文化についても深く学べるので、そこがすごくいいところだと思います。
◆目白大学は少人数制だけど、留学したら大人数のクラスだったんですね?
2人:そうです(笑)。
◆話は変わりますが、韓国コスメや韓国ファッションには興味はありますか?
2人:あります!
長橋:私の今日着てる洋服は韓国の通販で購入しました。韓国でショッピングした時に、襟があって丈が短い服がたくさんあって、私の好みだったので、取り入れています。
佐藤:韓国で「パーソナルカラー診断」があって、自分に似合うカラーがわからなかったので気になっていたので、調べてもらいに行ったんです。そしたら、「あなたは絶対にブルべだ!」って言われました(笑)。アイシャドウの色をずっと悩んでいて、「グレーがいいよ」って言われて、「rom&nd」の日本ではあまり見かけないグレー中心のパレットがあって、それを買うしかないって思って買いました(笑)。
◆リップはどこのブランドを使ってますか?
2人:「rom&nd」。
佐藤:「hince」も!
長橋:パックやコットンパッドは「メディヒール」を毎日使ってます。
佐藤:ファンデーションは「ジョンセンムル/エッセンシャルスキンヌーダークッション」で、色はピンクライトを使っています。
◆目白大学から新大久保はとても近いですよね!新大久保へはよく行きますか?
2人:行きます!
◆新大久保でおススメのお店は?
佐藤:1つ思い浮かぶ店があります。食べ物屋さんで「LUNA」(新宿区大久保1-16-13 2F)。チキンがすごくおいしいんです。くつろげる店です。
長橋:私は、韓国料理で「チムタク」が好きで、新大久保のチムタクの専門店「鳳雛(ボンチュ)チムタク」(新宿区大久保2-7-2 2F)に行ったんですけど、美味しかったです。韓国で食べたチムタクの味でした。
◆最後に、韓国語を学びたい人たちへ、メッセージを。
長橋:私は興味からここまで韓国語を極めることができました。私が一番大事にしている価値観は「好きなことをやる」というのがあって、私も韓国語はドラマとかKpopから興味を持って入ったので、そういう人ってたくさんいると思います。自分の「興味とか好き」を大切にして、勉強を続けたら、韓国語がわかるようになった時に、もっと楽しめたり、もっと成長できるように頑張ろう!って思える源になるので、是非「興味と好き」を大切にしてください!
佐藤:私も韓国ドラマから始めたんですけど、まさか自分が韓国語を専門に学ぶとは、思っていなかったんです。やっぱり、自分が好きになったものだからこそ続けられているなって感じています。言語の勉強って、ほんとにいろいろな言葉があるから、勉強しながらいろいろ落ち込んだりもすると思うんですけど、自分が好きなものを、思い続けて勉強すれば、絶対成長します!その成長を感じられた時がすごく嬉しいので、しっかり取り組んでみるのがいいと思います。あと、韓国語を勉強して思ったのが、韓国語を学ぶってことは韓国人の方と交流するだけだと思っていたんですけど、留学を通して、韓国語を学びに来ている他の国の方とも話せるようになるので、1つの言語が出来るだけで、いろんな国の方とコミュニケーションの可能性が広がるので、そういうことも楽しんでやってくださるといいなと思います。
(photo&text:Kiyori Matsumoto)
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