《レポート》 ZEROBASEONE、 「2023 ZEROBASEONE FAN-CON」を開催。1万8千人のZEROSEと会う。「一緒に歌おう!これからZEROSEと一緒に走るよ!準備できてる?」
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)が8月15日、初のファンコンサート「2023 ZEROBASEONE FAN-CON」を韓国ソウル・高尺(コチョク)スカイドームで開催した。グローバルボーイズグループ デビュープロジェクト「BOYS PLANET」から誕生したZEROBASEONE。グループ名は、ゼロ(0)から始まり、ワン(1)になる9人のメンバー、SUNG HAN BIN(ソン·ハンビン)、KIM JI WOONG(キム·ジウン)、ZHANG HAO(ジャン·ハオ)、SEOK MATTHEW(ソク・マシュー)、KIM TAE RAE(キム·テレ)、RICKY(リッキー)、KIM GYU VIN(キム·ギュビン)、PARK GUN WOOK(パク·ゴヌク)、HAN YU JIN(ハン·ユジン)の「輝かしい始まり」の意味。7月10日のデビューからわずか1か月で1万8千人規模の会場を満杯にし、オンライン生中継の参加者も含め世界中のZEROSE(ゼロズ:ZEROBASEONEのファンの呼称)が2時間半のファン・コンサートを楽しみました。
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この日、9曲を披露したZEROBASEONE。KーPOP第5世代の先陣を切る彼らは、ZEROBASEONEにしか出来ない新しいスタイル、他とは違う彼ら独自の強みと魅力を発揮した。それは、ステージ上でカッコよく完ぺきなパフォーマンスを追求するアイドル像の、さらにその先を行くアプローチ!アーティストからファンに手を差し伸べてギュっと強く掴み「一緒に歌おう!一緒に行こう!」と、まだ見ぬ世界へ連れて行ってくれるようなワクワクするステージ。メンバーもファンも、曲の一部では一緒に歌い、ZEROBASEONEの音楽を共に楽しむ幸せなシーンが何度もありました。みんなを笑顔に出来るのは、簡単なことではありません。ZEROBASEONEのメンバーそれぞれがダンスパフォーマンスだけではなく、歌手としてのハイレベルな実力を持ち合わせていることがベースとなっています。
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ファンコンサートは幻想的なオープニング映像からスタート。白いバラを手にして微笑みながら集まった9人が、現実のステージに華麗に登場すると、会場に大歓声が沸き起こりました!真っ白いスーツに身を包み、横一列に立ち並んだ美しい姿勢で、愛おしそうに会場を見渡しながら、1曲目「Back to ZEROBASE」を歌い出したのはマンネのハン・ユジン。堂々とした生歌でいきなり圧倒し、順に歌いつなぎハーモニーを重ねる彼らの実力をあらためて証明しました。
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7月にデビュー・アルバム『YOUTH IN THE SHADE』をリリースしたZEROBASEONEは、発売初日にミリオンセラーを達成し、初週売り上げ182万枚の驚異的な記録樹立。韓国の音楽番組に登場すると、デビューからわずか9日後の7月18日にSBS M,SBS FiL「THE SHOW」で初めての1位を獲得!翌19日にはMBC M「SHOW CHAMPION」でも1位に輝き、瞬く間に音楽番組3冠を達成しました。1位を獲得したアーティストはアンコールでもう一度歌を披露しながら会場のファンと喜び合うのが生放送番組の恒例ですが、ZEROBASEONEはそこでも驚異の生歌の実力で、1位を獲得すべきアーティストであると、見ている人すべての信頼を勝ち取ります。彼らの魅力はダンスパフォーマンスだけではなく、歌唱力で歌心も伝えることができる豊かな表現力。その上で「一緒に歌いましょうか!」と誘われたら、もう嬉しくて楽しいに決まってる!ファンを笑顔にしてしまう。一緒に楽しもうと言える彼らのアーティストとしての音楽スタイルがファンを魅了し、ファンの大きな歓声によってZEROBASEONEがさらに乗せられていく一体感が心地いい。
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デビュー・アルバムの収録曲「Back to ZEROBASE」「New Kidz on the Block」で幕を開けると、挨拶、そしてデビューから1か月で高尺スカイドームでファンコンサートを開催する今の気持ちと、この1か月間の記憶に残っている出来事についてメンバーは語りました。
キム・ジウン「小さいころから夢見ていた場所でできて幸せです。今日、皆さんと一緒にスタートしたいです!楽しみましょう」
キム・ギュビン「僕は子供の頃から、愛する人だけを集めてコンサートをするのを夢見ていたんですけど、ここにZEROSE、家族、事務所の皆さんが来てくれて嬉しいですし、今年一番印象深いのが、今日になると思います」
ジャン・ハオ「ZEROSEのおかげで凄い記録を残せて、今日やっと逢えて嬉しいです!これからも一緒に歩いて行きましょう!」
ZEROBASEONEとZEROSEが互いに拍手を送り合いました。
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ソク・マシュー「ZEROSEのおかげでいつも幸せです。今日は来てくれてありがとう!いつもZEROSEの愛を感じています」
パク・ゴヌク「僕にとってどの瞬間も全部が大事で、ZEROSEを見ただけで大切に感じるんですが、一番記憶に残っているのは初めて音楽番組に出演した時のことです。皆さんからの声援を聞いた時に、始まる気分を感じて、覚えていますね」
キム・ジウン「そのステージでハオさんが涙をこらえていて、他のメンバーも泣きそうになりました」
ジャン・ハオ「僕も初めてアイドルになって、応援をされてグっときました。皆さん、もう一度あの応援、聞けますか?」
そう言うとメンバー間で「どこ歌う?」「テレが一緒にやってみようよ?」「いいですよ」とサクッと決め、「In Bloom」の♪Oh oh oh oh oh oh oh oh~をテレのリードでZEROSEと大合唱。
リッキー「ZEROSEはどんな思い出を作れると思いますか?ZEROBASEONEの魅力が全部見られたと思うくらい、僕たちは準備をしたので、一緒に忘れられない思い出を作りたいです」
キム・テレ「これから凄すぎるステージが見れると思いますよ」
ハン・ユジン「ZEROBASEONEとZEROSEは、決して離れることのない関係だと思ってます」
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「BOYS PLANET」での課題曲だった「Say My Name」を披露すると、ステージは映像に転換。メンバーが植木鉢の植物を育てて、真っ赤なバラが咲くと、その花で「ZEROSE」の文字を飾り、オブジェが完成するストーリー。
そこで現実に戻り、目の前のステージに花のオブジェが置かれ、ZEROBASEONEは全身ブラックの衣装でクールに登場!アルバム収録曲の「And I」は中毒性あふれるサビが印象的な楽曲。メンバーは花道を笑顔で移動すると、会場センターのステージから左右に伸びる通路まで広がって、ZEROSEの近くへ向かいました。
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ファンコンサートの中盤は、メンバーの個性をクローズアップするコーナー「ZB1の魅力Bloo美ing」で、キム・テレが得意のアカペラで夜中2時の感性を伝え、キム・ギュビンはランダムに引いた単語「散歩、ケータイ、人形」の3ワードを使ってZEROSEに向けた愛を込めた文章を作るという難題に挑戦。「僕と散歩してる時、ケータイを消したら、人形を買ってあげる♡」とスマートに答え、メンバーから「お~!」の絶賛の声。ZEROSEはキャー!の悲鳴と同時にハートを撃ち抜かれていた模様。
再びライブに戻ると、「BOYS PLANET」のシグナルソング「Here I Am」~課題曲の「Jelly Pop」「Hot Summer」を3曲続けて披露。この日初披露した「Jelly Pop」は、ファンキーなベースラインと爽やかなシンセサイザーサウンドが魅力の楽曲。曲前にメンバーが口々に「叫んで!」「歓声送ってー!」「ZEROSE、準備できた?」「一緒に歌おう!」「行くよー!」と焦らしながら煽る中、次の曲が「Jelly Pop」だとわかった瞬間、会場から大歓声が!途中、メンバーが順番にダンスをリレーしていくシーンではマンネラインのユジンとゴヌクがセクシーなダンスで会場を歓喜でどよめかせ、ステージの背景が情熱的な赤い炎に変わると、熱い夏の夜にぴったりな「Hot Summer」で会場のボルテージも最高潮に達しました。
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ソン・ハンビンが「楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。終わってしまうのが残念です」と名残惜しそうに話し出し、メンバーから最後の挨拶――。
キム・ギュビン「ありがとうございます。また皆さんが行きたいライブ、覚えておきたいライブを一生続けます」
キム・ジウン「まだ実感していないのですが、皆さんは僕にとって宝物のような存在です。皆さんの愛に応えられるように、僕がもっと努力します。来てくれてありがとうございます」
ソク・マシュー「今日は来てくれて本当にありがとう。夢だったこの会場でライブが出来て、皆さんが来てくれて、本当に愛おしいです。もっと頑張ります!みなさんの心に走っていきます!」
ハン・ユジン「暑い中、こうして来てくれた皆さん、オンラインで観てくれる皆さんも、ありがとうございます!愛してます」
ジャン・ハオ「愛してる気持ちを伝えたいです!愛してるよー!オンラインで観てくれてる皆さんにも、実際に会いに行きますね!」
ソン・ハンビン「ZEROSE、楽しんでますか?この会場が僕たちにとって意味深いものになりました。皆さんといれて光栄です。これからもいつでもZEROSEに走る準備は出来ています。皆さんも準備はできましたか?」
キム・テレ「本当に愛してる皆さんの前で、ライブが出来て嬉しいです。ZEROBASEONEのスタートを輝かせてくれて、ありがとうございます」
リッキー「皆さんと会えて幸せでした。力が出せたのも、いいライブができたのも、皆さんのおかげです。皆さんが楽しみにしていたことも知っているので、思い出として残ってほしいです」
パク・ゴヌク「音楽番組でも実感したんですが、皆さんからたくさんの愛をもらっていると、今日もそうですが、皆さんの歓声を聞いたら、僕の胸の中で、こういうのを欲しかったんだなと感じました。皆さんからもらった愛に応えられる歌手になります」
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デビューアルバムのリード曲「In Bloom」が終わると、今回のファンコンサートを準備するメンバーのメイキング映像が映し出されました。インスタントカメラで互いに撮影するメンバーたち。今しかない時間を記録して、撮影者がコメントを添えたアルバムが出来上がっていく。「素敵な今日を記録して」「いいよ!いいよ!うちの末っ子」「スーツ着て認証ショットは必須!」「9人だけど元から1つだった気分」「メンバーたちと一緒だから」「いつも笑える理由」「美しい思い出が積み重なっていく」「培ってきた時間みたいに特別になった僕たち」・・・。
「共にいるというだけでときめいた」
一瞬一瞬を大切に刻みつけていきたいという熱い想いが高まったタイミングで、Tシャツにデニムのカジュアルな衣装に着替えたメンバーが明るく登場!ステージを自由に走り回り、「Our Season」で、ZEROBASEONE初めてのファンコンサートは終了。
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この日ZEROBASEONEは、「一緒に」という言葉を何度も口にしました。ファンと一緒に手をつなぎ、一緒に歌いながら、始まったばかりの道を一緒に行こう!という「いつも一緒に!」の、ぶれない想いを彼らが大切にしているということを一生懸命伝え、ZEROSEは彼らの気持ちを受け取り、ひとつになれたファンコンサートでした。
(text:Kiyori Matsumoto)
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2023 ZEROBASEONE FAN-CON
8月15日(火) 19:30開演
会場:韓国・ソウル 高尺(コチョク)スカイドーム
●セットリスト
1.Back to ZEROBASE
2.New Kidz on the Block
<OPENING MENT>
3.Say My Name
<VCR>
4.And I
<EVENT>
5.Here I Am
6.Jelly Pop
7.Hot Summer
<ENDING MENT>
8.In Bloom
<VCR>
9.Our Season
The 1st Mini Album「YOUTH IN THE SHADE」
●収録曲
1. Back to ZEROBASE
2. In Bloom
3. New Kidz on the Block
4. And I
5. Our Season
6. Always
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