《レポート》ZEROBASEONE(ゼロベースワン)、デビューショーケースを開催!Kpop第5世代の先陣を切る! 「青春は影があるから光輝く」

7月10日、ZEROBASEONE の 1st Mini Album「YOUTH IN THE SHADE」のリリースを記念して、韓国ソウル・YES24ライブホールで開催されたデビューショーケース「ZEROBASEONE DEBUT SHOWCASE 'YOUTH IN THE SHADE'」のオンライン生中継の模様をお届けします。


グローバルボーイズグループ デビュープロジェクト「BOYS PLANET」で、世界中のスタークリエイターの投票によって選ばれた9 人のメンバー、SUNG HAN BIN(ソン・ハンビン)、KIM JI WOONG(キム・ジウン)、ZHANG HAO(ジャン・ハオ)、SEOK MATTHEW(ソク・マシュー)、KIM TAE RAE(キム・テレ)、RICKY(リッキー)、KIM GYU VIN(キム・ギュビン)、PARK GUN WOOK(パク・ゴヌク)、HAN YU JIN(ハン・ユジン)。多国籍ボーイズグループ「ZEROBASEONE(ゼロベースワン)」が、7月10日デビューしました。


ステージには白い背景に「YOUTH IN THE SHADE」の文字。

この日のプログラムは、メンバー登場~挨拶、「フォトセッション」のグループ撮影~ソロ撮影、「New Kidz on the Block」「In Bloom」の2曲をパフォーマンス披露、最後にプレスからの質疑応答という内容。


シンプルなモノトーンの衣装でステージに登場した9人は、少し緊張した雰囲気の中、元気よく挨拶をすると、プレスのカメラの前でフォトセッションを行い、ZEROBASEONEのゼロ(0)とワン(1)を示すシグニチャーポーズを披露しました。


デビューアルバム「YOUTH IN THE SHADE」は、青春のきらめきや美しさと、その影の不安や儚さの二面性を表現。リード曲の「In Bloom」は、ノルウェー出身のシンセポップバンドA-Ha(アーハ)が、1985年にリリースし全米1位の大ヒット曲「Take On Me」をオマージュしたシンセの軽快なリフ使いにセンスが溢れています。


質疑応答などを通して、印象に残っているメンバーの発言を紹介します。


ソン・ハンビン「デビューは、夢がついに花咲く瞬間。青春とは、影があるからこそ光輝くもの」


キム・ジウン「揺れることなく咲いた花はない。僕たちはまだぎこちなく完ぺきではなく、まだ小さい花ですが、もっと大きく美しい花になります」

ジャン・ハオ「SNSでのフォロワー100万人突破など、みなさんの応援でデビュー前からこんな素晴らしい記録を達成できました。これからもっと素敵な姿をお見せします」

ソク・マシュー「常に成長する姿を見せたい。期待を超えるグループになりたい」

キム・テレ「デビューが決まって、KCON JAPAN 2023に出演して、初めてファンの皆さんに会えて、感激しました」

リッキー「今年の新人賞はZEROBASEONEと言われたい」

キム・ギュビン「音楽番組で1位を取りたいです。(同時期にEXOも活動期間が重なることを質問され)僕は練習生の時、EXO先輩の曲を聴いて、パフォーマンスを見てカッコいい!と思ってきた尊敬する先輩なので、音楽番組でご一緒した時は、こんなカッコいい後輩がいるんだと思っていただけたら嬉しいです」

パク・ゴヌク「アルバムでは青春を歌っています。青春は美しく乗り越えるもの」

ハン・ユジン「デビューまでの3か月間、練習して、早くデビューして僕たちのパフォーマンスをお見せしたい!という気持ちでした」

この日披露した2曲のパフォーマンスは、「New Kidz on the Block」と「In Bloom」。どちらも軽快な疾走感のあるK-POP。これらの楽曲には共通したイメージが浮かびます・・・それは言葉にすると、「真っ白・可能性・フレッシュ・勢い・未来・ピュア・眩しい・若さ・パワー・切なさ・儚さ、全力・キラキラ」など。総じて青春! 今しかないヒリヒリした若さや美しさ、悩み傷つきもがきながらも、前を向いて真っすぐ突き進む9人の等身大のリアルな姿が、多くの共感を呼び、世界中に広がっていくことが容易に想像できます。


ショーケースの中で特別印象に残っている2つのシーンを紹介します。

1つは、ソン・ハンビンの合図で始まるZEROBASEONEの挨拶の声がものすごく大きいこと!今まで聞いたことのないくらい、気合の入った大きな声で、ハキハキと、自信たっぷりにグループ名を全員で言う姿が、登場した最初の瞬間からひときわ輝いていました。もう1つは、質疑応答のコーナーでプレスから質問を受ける際、ジャン・ハオ、リッキーが、メモを取っていたこと。これも今まで見てきた数々の会見シーンの中では珍しく、真剣に取り組む姿勢が伝わりました。


最後は、グループを代表してリーダーのソン・ハンビンがZEROBASEONEの目標を話し、約70分のイベントは終了。

ソン・ハンビン「目標は、ZEROBASEONEのエネルギーを伝えること。健康な姿で活動すること。健康一番!ですね!」


ZEROBASEONEと一緒に過ごす青春物語の最初のページがめくられました。それはKpop第5世代の熾烈な幕開けの始まりでもあります。


(text:Kiyori Matsumoto)

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