《まとめ》ENHYPEN、3rdミニアルバム『MANIFESTO:DAY1』の活動を衣装で振り返る
7月4日に3枚目となるミニアルバム『MANIFESTO:DAY1』でカムバックをしたENHYPEN。前作のあとの日本での活動を経て6か月ぶりのカムバックだ。メンバーの体調不良や新型コロナウィルス感染などを乗り越え約1か月に及ぶ活動を終えた。
その活動をENHYPENの衣装と共に振り返ろう。
7/4 COMEBACK SHOW
デビュー後初めてENGENE(*ENHYPENのファンの呼称)を迎えてのCOMEBACK SHOWとなった。悲鳴にも似た歓声の中登場し、前作のタイトル曲『Blessed-Cursed』を披露。ENGENEの掛け声を感じながらのパフォーマンスになった。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
そして今作の中でも初夏にぴったりの爽やかな曲『TFW(That Feeling When)』をVTRで披露。青空と海の青が映える砂浜で体操着や水着をイメージさせる白いウエアで軽やかに歌い上げた。
SHOWでは次に前作の中でもSNS人気の高かった『Polaroid Love』を披露。メンバーがステージを動き周りENGENEとハイタッチをするなど温かい交流を繰り広げた。
最後に今作のタイトル曲『Future Perfect (Pass the MIC)』をVTRで披露。大人が定義している成功に疑問をいただいた少年が、「他人に言われたとおりに生きるのはもうやめる!前に進む!」と決意した気持ちを表した曲を、赤と黒が基調のダークな印象を与える衣装で魅せた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
初めての有観客でのCOMEBACK SHOWとあって、終始楽しそうな表情が印象的。最後には「終わりたくない」とリーダーJUNGWONが話すなど名残惜しそうな様子だった。
7/7 Mcountdown
グレーの制服を着崩した衣装で登場。ENGENEの間でも制服衣装は人気が高く、登場するやいなやSNS上では「このビジュアルをトレカにしたい!」「これで全員セルカをください」などの声があがっていた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
タイトル曲『Future Perfect (Pass the MIC)』と『TFW((That Feeling When)』を披露。『TFW((That Feeling When)』では清涼感ある衣装で軽やかに歌い上げた。中でもベレー帽をかぶったSUNOOのキュートな表情が際立ち、前髪ありのJAYの歌いだしにも普段のクールさとは違う雰囲気が漂っていた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/8 Musicbank
SUNGHOONがMCを務める番組とあって、メンバーもどこかリラックスした様子を見せる。ここでも2曲を披露。『TFW((That Feeling When)』ではグレーと白の淡いカラーの衣装でパフォーマンス。エンディング妖精となったJAKEの子犬のような表情とリーダーJUNGWONの猫のヒゲやガオーポーズがENGENEのハートを鷲掴みにしていた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
『Future Perfect (Pass the MIC)』はカーキのミリタリー調の衣装でパフォーマンス。メンバー1人1人のアップを映し出すカメラワークと力強いダンスが見事にマッチしていた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/10 人気歌謡
まるで新しい時代の幕開けかのように登場したENHYPEN。その登場シーンのあとに『Future Perfect (Pass the MIC)』を披露。カメラワークに定評のある人気歌謡なだけに、今回もメンバーに迫る挑戦的なカメラワークでENHYPENの魅力を映し出した。ストリート系の衣装で力強くもフレッシュな魅力を放出していた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
『TFW((That Feeling When)』ではベージュの衣装で登場。ジャケット姿やシャツなどそれぞれの着こなしでさわやかな夏を届けた。エンディング妖精は黄金マンネのNI-KI。パフォーマンス中はほとんど表情を変えずクールに踊る彼が見せる微笑みに、ENGENEのハートが高鳴る音が聞こえるようだった。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
この日は番組MCのTOMORROW X TOGETHER YEONJUN先輩に代わりスペシャルMCとしてSUNOOが登場!夏らしい雰囲気で番組を盛り上げた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/12 THE SHOW
体調不良で急遽欠席となったリーダーJUNGWON。リーダーの分も!といつも以上に気合の入ったパフォーマンスを見せた6人のメンバーたち。グレーの制服衣装で強さをアピール。6人でクールにステージをおさめたが、やはり一人でも欠けると心にぽっかりと穴が開いたような寂しさも感じられたのは事実。リーダーの存在の大きさを感じさせた。
そしてこの日は今作初めての音楽番組1位を獲得!番組後にはトロフィーを持っておとぼけを披露する6人の姿が公式Twitterにアップされた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/13 SHOW SHAMPION
MVと同じブルーとホワイトの衣装でタイトル曲を披露。SUNGHOONとJAYの二の腕の筋肉にSNSではENGENEたちが「ドキっとした」「腕を出すのは反則。かっこよすぎる」と盛り上がっていた。
この日もリーダーJUNGWONは不在だったが、見事1位を獲得したENHYPENは最後の挨拶で、「ENGENE本当にありがとう!そしてジョンウォニ愛してるよ」とHEESEUNGとJAKEが話すなどENGENEとメンバー愛にあふれていた。1位獲得後アップされた写真には、トロフィーとJUNGWONのポストカードを持つJAYの姿もあり、普段から分かるJAYのJUNGWON愛も感じ取れた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/14 MCountdown
JUNGWONが復帰して7人そろったパフォーマンスを披露したENHYPEN。特徴的な魅力ある歌声を持つJUNGWONはキーポイントを担当することが多く、彼の不在はENGENEにも寂しい2日間だった。7人そろったことでいつも以上に力強く気合いの入ったダンスで魅了した。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/15 Music Bank
ブラック&ホワイトのクールな衣装。衣装によって同じ曲でも醸し出す雰囲気が変わる。エンディング妖精はSUNOOとSUNGHOON。1位を獲得したENHYPENはMCのSUNGHOONから花束とトロフィーを受けとり、今作初めてトロフィーを休養から復帰したリーダーJUNGWONが持つことができた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
アンコールステージでは生歌を披露したが、生歌でも伸びのある歌声を披露し成長を感じさせた。
7/17 人気歌謡
学ランを着崩した衣装で登場。彼らは制服衣装が本当によく似合う。NI-KIのバンダナを頭に巻いている姿がアルバムコンセプトにも合っていて彼の大人びたするどい目線がよく映えた。エンディング妖精はHEESEUNGとSUNOO。汗がしたたる中でもクールな表情からキュートな笑顔まで見せて、ENGENEのハートを射抜いた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
この日もSUNOOがMCの代役を務めたが、そつのないMCぶりは好評だった。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/21 Mcountdown
この日からセカンド曲『ParadoXXX Invasion』の活動が始まる予定だったが、JAY・JAKEの新型コロナウィルス感染が分かり活動を休むことに。2人が感染したことで、このあとの音楽番組出演もしばらく見合わせることとなった。
この日の番組は事前に収録されていたため、番組では収録ステージが放送された。赤髪だったJUNGWONとブロンドだったSUNGHOONが黒髪に、JAKEがブロンドからアッシュがかったダークなヘアになっていたことでより一層フレッシュな魅力が炸裂。ストリート系の衣装と共にポップな印象を与えた。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/22
長男HEESEUNGも新型コロナウィルス陽性となり、各メンバー隔離生活へ。
7/28
JAYとJAKEの陰性が確認され、隔離解除となった。
7/29 Music Bank
HEESEUNGの陰性が確認され、隔離解除となったと同時に活動を再開。この日は生放送で元気な姿をENGENEに披露した。衣装は全員がデニムに白やベージュで統一感をもたせていた。デニムシャツを肩から斜めにかけたHEESEUNGやオーバーサイズのベストニットを着こなすNI-KIのスタイリングもクールだった。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
7/31 人気歌謡
なりたかった職業の衣装を着た7人。中でもマンネNI-KIのスーツ姿に興奮するENGENEが多数。眼鏡をかけ、クールにポーズを決めるNI-KIはとても16歳とは思えない佇まいだった。ステージではアイスホッケー選手となったSUNGHOONがグローブをはめたまま踊る姿がとてもキュートだった。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
8/4 Mcountdown
おそらく全ENGENEが衝撃を受けた、リュックを背負ったままのパフォーマンス。
ニコニコ顔が印象的なロサンゼルス発の人気ブランドの衣装で統一。そこに黒のリュックを背負ってなんとも愛らしい姿を見せた。まるでキャンプに行くかのような装いだ。この回はぜひチッケム(ファンカメラ)を見て欲しい。JUNGWONとHEESEUNGが背中を合わる振付時、ステージ横にはけていたHEESEUNGが慌ててJUNGWONの背中に飛び込むシーンが映されている。直前に何かを拾ったHEESEUNGがそれに気を取られていたようで、自分の出番に慌ててステージセンターへと向かっている。その姿がENGENEの間でも話題となり、「慌てるHEESEUNGかわいい!」「ちゃんと振付には間に合うHEESEUNGさすが!」とSNSには書き込みが見られた。
(写真:ENHYPEN公式Twitter ⑰)
8/5 Music Bank
スポーツウエアデザインを取り入れた衣装。一列に並んで踊るシーンでも息がぴったりで、7人の仲の良さを感じた。ビジュアルは良いのに出演後の集合写真はいつもひと癖あるポージング。なかなか他のグループでは見ない雰囲気の写真だが、ENGENEを楽しませることを常に考えているENHYPENの魅力が伝わる。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
8/7 人気歌謡 (今作最後の音楽番組出演)
マッパン(*最後の放送)を迎えた人気歌謡。ストリートブランドの衣装を着てのラストパフォーマンス。活動の集大成となるだけに、いつも以上に気合いが入っていたようだが、抜くところは抜く・・・といった力の入れ具合も曲に合わせてバランスをとっているのが伝わってきた。プロのアーティストとしての彼らの成長ぶりも感じられた。
最後はSUNGHOONが前回同様両手の平に「막방」と書き、活動を締めくくった。
(写真:ENHYPEN公式Twitterより)
音楽番組3冠を達成した今作の活動。
8/13、Billboardが発表したチャートによれば、『MANIFESTO:DAY1』はメインアルバムチャートである‘Billboard200’で6位を記録。初めてTOP10にチャートインした。また日本オリコンチャートも席巻し、日本レコード協会ゴールドディスクに認定された。韓国Hanteoチャートでは発売2日目にして113万枚を売り上げ、初動ミリオンセラーを達成。その存在の強さを見せつけた。
輝かしい活動中に今秋のワールドツアーも発表され、ENGENEを興奮の渦へといざなった。名実共に第4世代のアイコンとなったENHYPENは、10/26日本ファーストアルバム「定め」をリリース予定。この秋はますますENHYPENが世界を席巻することになりそうだ。
(text:Aiko Yaginuma)
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